Q & A


1.全体

1.1 動作環境
Q1.1(1) 本ソフトを動かすために,どのようなパソコンが必要か?
A1.1(1) メモリ2Gバイト(できれば4Gバイト以上)のWindowsパソコンが必要です。CPUとしては,Pentiumファミリーでクロック周波数1GHz以上となります(図書の203ページ参照).
Q1.1(2) メモリを多く搭載した方が,解析時間は短縮するのか?
A1.1(2) 4Gバイトあれば十分であり,それ以上あっても計算時間は変わりません.ただし,複数実行する場合は,メモリは多く搭載すると効果があります.
Q1.1(3) 64ビットパソコンで動くのか?
A1.1(3) 32ビットパソコンで動かすことを前提にして開発しましたが,当然ながら64ビットでも動作します.64ビット専用のソフトにはなっておりません.
1.2 インストール
Q1.2(1) インストール中にエラーが発生したが,インストール先について注意することは?
A1.2(1) アプリケーションプログラムは,一般的にはフォルダー「Program Files」の下に置かれることが多いですが,Windows環境によっては展開先(インストール先)が「Program Files」にすると,セキュリティの関係からインストールできない場合があります.Windows VistaやWindows 7では,Windows XPに比べセキュリティが厳しくなっています.本解析ソフトウェアにおいては,読者が自由にファイル作成できるフォルダーへインストールすることをお勧めします(図書の205ページ参照).
Q1.2(2) 図書に添付されたCDの容量が4.1Mバイトしかないがこれで必要なものは入っているのか?
A1.2(2) 本解析ソフトウェアは,非常にコンパクトになっていますので,CD内に必要なものは全て含まれています.
1.3 実行
Q1.3(1) 複数の解析を同時に行うことができるか?
A1.3(1) 本解析ソフトウェアがインストールされたフォルダー上で,ひとつの解析を想定しているため,そのフォルダー上では同時に複数の解析(ソルバープログラムの実行)はできません.同時に複数の解析を実施するには,本解析ソフトウェアを複数のフォルダー上にインストールする必要があります(図書の211ページ参照).
1.4 印刷方法
Q1.4(1) 印刷機能がないが,印刷はできないのか?
A1.4(1) 印刷機能は,本解析ソフトウェアには含まれていません(図書の212ページ参照).解析結果は,CSV形式のファイルに出力できますので,市販ソフトのエクセル等で印刷することになります.
1.5 作図一般
Q1.5(1) 作図の印刷方法は?
A1.5(1) 作図の印刷機能は,本解析ソフトウェアには含まれておりません(図書212ページ参照).パソコン上の画面をコピーすることになります.
Q1.5(2) 図を拡大すると画面から消えることがある.その場合の対処は?
A1.5(2) 拡大するとき表示される枠内に,節点を含めるようにしてください.
Q1.5(3) CDに添付されたビューワで,解析結果は表示できないのか?
A1.5(3) ビューワは,入力した解析モデルを人間の目で見たように表示するプログラムであり,ポストプロセッサのように解析結果の表示はできません.
1.6 解析機能
Q1.6(1) コンクリート構造物に対しては,解析できないのか?
A1.6(1) 図書に添付されているEERC/Fiber(Ver1.0)では,主に鋼構造物を対象にしているので,コンクリート構造物に対しては解析できません.しかし,Ver.1.2をダウンロードしてバージョンアップしていただくと,コンクリート材料が追加されているので,コンクリート構造物,鉄筋コンクリート(RC)構造物,および鋼とコンクリートの合成構造等に対しても解析できるようになります.例えば,RC橋脚に対しても,図書のP24で示した鋼製橋脚と同様な解析が可能となります.
   

2.プリプロセッサ

2.1 入力一般
Q2.1(1) 効率よい入力方法があれば教えてほしい.
A2.1(1) 規則的に座標値や節点番号,要素番号が変化する場合には,入力シート上で増分指定して効率よく入力することができます(図書の163ページ参照).その他の方法としては,エクセルでデータを作成し,それを本解析ソフトウェアの入力シートに貼り付けることができます.
Q2.1(2) 入力データの印刷方法は?
A2.1(2) 要素,節点などの入力データは,拡張子が.datのテキスト形式のファイルに出力されていますので,それをWindows上のエディタ等で印刷できます.また,入力シート上において,印刷したいところをコピーしてエクセル等に貼り付けて,エクセル上で印刷することもできます.
Q2.1(3) 外部からの解析データのテキスト形式の入力は可能か?
A2.1(3) 本解析ソフトウェアでは対応しておりません.
2.2 各種入力データ
Q2.2(1) 「特性」において,断面番号とは?
A2.2(1) 断面番号は,特性番号と同じ意味とお考えください.
Q2.2(2) 残留応力の入力が面倒だが.効率よい入力方法はないのか?
A2.2(2) 今後,改善していきたいと思っています.
Q2.2(3) 新規にデータを入力して「解析条件」選択後,「解析データを保存して閉じる」をクリックすると「解析データが保存できませんでした.」というエラーが発生する.その対処方法は?
A2.2(3) 新規に入力データを作成する場合,本ソフトウェア内で入力データ名(=解析データ名)が確定していませんので,データを入力する前か途中で(「解析条件(A)」設定の前までに)一度「名前を付けて保存(A)」で入力したデータを保存する必要があります(図書の26,30,163ページ参照).このエラーが発生した後でも,同様に「名前を付けて保存(A)」で入力したデータを保存して,再度「解析データを保存して閉じる」をクリックしてください.
Q2.2(4) 「材料」として用意されているバイリニアモデルにおいて,圧縮側と引張側の特性を変えることができないか?
A2.2(4) 図書に添付されているEERC/Fiber(Ver1.0)では,圧縮側と引張側で特性を変えることができませんが,Ver.1.2へバージョンアップしていただくと,それが可能(非対称バイリニアモデル)となります.さらに,履歴ループを描かない非対称バイリニアモデル(非線形弾性)も使うことができるようになります.
Q2.2(5) 「材料」として,コンクリートが使用できないのか?
A2.2(5) 図書に添付されているEERC/Fiber(Ver1.0)には,コンクリートの材料が含まれていません.Ver.1.2へバージョンアップしていただくと,「材料」としてコンクリートが使用できるようになります.
Q2.2(6) 部材断面として,RC断面は定義できないのか?
A2.2(6) 図書に添付されているEERC/Fiber(Ver1.0)には,RC断面の定義機能はありませんが,Ver.1.2へバージョンアップしていただくと,その定義が可能となります.
Q2.2(7) 部材断面として,正確に円形断面が定義できないか?
A2.2(7) 図書に添付されているEERC/Fiber(Ver1.0)では,円形断面の定義が困難ですが,Ver.1.2へバージョンアップしていただくと,部材断面として円形断面が容易に定義できます.これにより,円形断面鋼製橋脚やコンクリートが充填された鋼管等に対して,効率よくモデル化できるようになります.
2.3 構造図
Q2.3(1) リターンキーを押すだけで表示が変わるが?
A2.3(1) リターンキーを押すごとに,3次元表示と座標軸の各平面上の2次元表示が切り替わります.
   

3.ソルバー

3.1 実行時エラー
Q3.1(1) プリプロセッサでエラーがなかったのに,ソルバーでエラーとなるが?
A3.1(1) プリプロセッサで入力データのエラーを完全にチェックできないため,ソルバー実行時にエラーになることがあります.また,インストール先のパスが深い(絶対パス名が長い)フォルダーにしていると,ソルバーがファイルを認識できずエラーとなる場合があります(図書の205ページ参照).
Q3.1(2) 新規にデータを作成してソルバーを実行すると,「ソルバー・×××解析実行(〜)が見つかりません.」というエラーが発生する.その対処方法は?
A3.1(2) 新規にデータを入力し最初に解析を行う場合には,「ファイル名指定(連動の場合不要)」で解析データ名(=ソルバー用データファイル,拡張子:ana)を指定してソルバーを実行する必要があります(図書の193ページ参照).このエラーが発生した後でも,同様に「ファイル名指定(連動の場合不要)」でソルバーを実行させてください.
3.2 計算精度
Q3.2(1) 要素分割が粗いと精度が悪くなるか?
A3.2(1) 本解析ソフトウェアの要素は1次要素であるため,要素分割が粗いと精度が悪くなることがあります.1部材を最低でも4分割程度にする必要があります(図書の21ページ参照).
Q3.2(2) 図書にある計算精度の高い高次要素はないのか?
Q3.2(2) 本解析ソフトウェアでは,対応しておりません.
3.3 計算時間
Q3.3(1) 解析時間は,どれくらいかかるか?
A3.3(1) 解析モデルの規模にもよりますが,図書の解析例8.1(節点数:1679,ファイバー要素数:1886,解析ステップ数:1000)に対して,標準的なパソコンで解析時間は約7分です.
3.4 解析規模
Q3.4(1) メモリを大きくした分,解析できる規模も大きくなるのか?
A3.4(1) メモリを多く搭載しても,解析できる最大の規模は変わりません.
3.5 ファイル容量
Q3.5(1) ハードディスクは,どれくらいのファイル容量が必要か?
A3.5(1) 解析モデルの規模にもよりますが,最低でも15Gバイトなければなりません.実務の解析モデルの規模を考えると,100Gバイトは欲しいところです.
   

4.ポストプロセッサ

4.1 結果の表示
Q4.1(1) 解析モデルの規模が大きくなると,抽出処理に時間がかかるが.
A4.1(1) 大規模な解析モデルになると,解析結果のファイルが数百Gバイトにもなります.そのファイルから必要な部分だけを抽出することになり,大規模な解析モデルになるとどうしても抽出するのに時間を要してしまいます.
4.2 結果の抽出
Q4.2(1) シェル要素の応力の出力はできないのか?
A4.2(1) 本解析ソフトウェアは,ファイバーモデルの解析ソフトウェアであり,シェル要素についてはファイバーモデルで表現できない部分をモデル化するのに使用することを前提にしています.そのため,ファイバー要素に比べ入力設定や出力機能において劣るところがあります.応力の出力は出力機能であり,シェル要素においては応力は出力できません(図書の211ページ参照).
Q4.2(2) FEMの応力コンター図のような応力図は出ないのか?
A4.2(2) 本解析ソフトウェアでは,その機能はありません.
Q4.2(3) 動的解析した結果のアニメーションは,できないのか?
A4.2(3) 本解析ソフトウェアでは,その機能はありません.


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